第24回都留賞の報告
第24回都留賞は2023年1月から12月に出版された脊椎脊髄疾患に関する原著論文を募集しました。選考委員による応募論文の厳正な審査の結果、東京慈恵会医科大学附属柏病院 脳神経外科、栃木 悟先生の下記の臨床研究論文が最も高い評価を受け、第24回都留賞を受賞されました。213例のキアリ1型奇形の術前MR-venographyを含むMRI所見を分析し、dominant occipital sinusの頻度と手術治療における対応を報告された臨床研究論文です。大孔減圧術における重要な知見が示されています。賞状と副賞の授与は、第39回日本脊髄外科学会(乾 敏彦会長、大阪)で行いました。関係者の方々、選考委員の先生、ご応募いただいた先生に厚くお礼を申し上げます。
都留賞選考委員長 小柳 泉
第24回都留賞受賞
受賞者:栃木 悟先生(東京慈恵会医科大学附属柏病院 脳神経外科)
受賞論文:Preoperative assessment of dominant occipital sinus in patients with Chiari malformation type I: anatomical variations and implications for preventing potentially life-threatening surgical complications. J Neurosurg 138:540–549, 2023
著者:Tochigi S, Isoshima A, Ohashi H, Kawamura D, Karagiozov K, Hatano K, Ohashi S, Nagashima H, Murayama Y, Abe T:
2024年度 第22回教育セミナー(脊髄外科教育ワーキング)
一般社団法人日本脊髄外科学会では、毎年学術集会において、生涯教育委員会が企画する教育セミナーを開催しています。教育セミナー1回受講により、1件の脊椎・脊髄手術の経験として認定されます。
日本脊髄学会で行っている認定教育セミナーを1回受講すると、
脳神経外科専門医研修における1件の脊髄・脊椎手術の手術経験として振替が可能です(2回まで)
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