一般社団法人日本脊髄外科学会

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脊髄内視鏡下手術技術 認定制度

目的

脊髄内視鏡下手術技術認定制度の目的

脊椎内視鏡下手術は低侵襲的であることから、腰椎椎間板ヘルニアをはじめ脊柱管狭窄症や、内視鏡補助下による腫瘍、血管病変の治療まで応用されている。しかし本法は、二次元視野下に行う手術であり、術野が極めて狭い上に特殊な手指・視覚協同運動を要するため、従来の顕微鏡手術操作とは異なった手術手技の習得が必要となる。 一般社団法人日本脊髄外科学会(以下本学会)は、脊椎内視鏡下手術に携わる医師が、脊椎内視鏡の構造と取り扱い方法、全ての脊椎内視鏡下手術に共通する基本的手術手技、合併症対策等を習得し、これにより本邦における脊椎内視鏡下手術の健全な普及と進歩を促し、ひいては国民の健康維持に貢献することを目的として、一般社団法人日本脊髄外科学会技術認定制度(以下本制度)を制定する。
本制度は基本的技術の認定であり、脊椎内視鏡を用いた今後の新しい治療法の発展を考慮した場合、本技術認定を受けない医師が、様々な脊椎脊髄外科領域疾患において内視鏡を用いることを否定するものではない。

申請方法

申請条件

  • 日本脳神経外科学会専門医であること
  • 一般社団法人日本脊髄外科学会認定医であること
    ※上記の条件を満たさない申請があった場合、制度審査委員(一般社団法人日本脊髄外科学会内視鏡委員会)が計三回の制度審査委員会を行い、その最終委員会で過半数の委員の認定許可があれば、この申請が認定される。
  • 経皮的脊椎内視鏡下手術を術者として経験していること ※経皮的脊椎内視鏡下手術実績:術者又は助手であり脊椎レベルを問わず、また PELD,PELを問わず10例以上であること(内、術者が5例以上)
  • 教育セミナー1回および低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会に2回以上参加していること
    ※一般社団法人日本脊髄外科学会内視鏡委員会主催技術認定コースまたは低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会主催の技術認定コースの参加が2回以上と低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会教育セミナーに2回以上参加していること
  • 一般社団法人日本脊髄外科学会と低侵襲・内視鏡脊髄外科学会のそれぞれで各1回以上、脊椎内視鏡に関する発表(口演、ポスターを問わない)を行っていること。(この項目は 2020年度申請者以降に適応されます)
  • 厚生労働省の定めた保険診療で内視鏡手術を行っていること。焼灼手技としてレーザーを使用していないこと
  • 一般社団法人日本脊髄外科学会が本邦において安全に施行できると判断するまでは、Percutaneous Endoscopic Cervical Discectomy (PECD)は行わないこと
  • 直近の4年間に2回以上一般社団法人日本脊髄外科学会学術集会に出席していること
  • 審査にあたり術者の未編集手術ビデオまたはDVDを提出し基準点以上を得点すること
    ※術者を施行した無編集のビデオまたはDVD記録に関し3名の審査委員が別紙の採点表に則り採点し、その平均点が70点 /100点満点 以上得点すること
    ビデオ作製に関する詳細は低侵襲・内視鏡脊髄外科研究会HP上の規則細則に則って作製してください

提出書類

<新規申請>

  • 提出書類。
  • 技術認定医申請書・履歴書症例資料(Word)
  • 2023年度より審査内容を正確にするために症例の資料を追加する。内容としては①症例の基本情報(疾患名、患側、高位、経過と術前症状、術式)、②症例の手術前後のMRI画像、③DVDに記録された手術前に申請者が考えた戦略、④要点をまとめた手術記録、⑤術後の申請者の評価、考えうる改善点を含む。これらの情報は個人情報の保護に留意し記載する。
  • 日本脊髄外科学会認定証(写)
  • 日本脊髄外科学会内視鏡委員会主催コースまたは低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会主催技術指導コースの受講証明書のコピー(過去2回以上)
  • 低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会教育セミナーの受講証明書のコピー(過去2回以上)
  • 申請者の対象手術手技の技術を保証し得る、技術認定医1名の推薦状
  • 手術手技実績一覧表
  • 日本脊髄外科学会と低侵襲・内視鏡脊髄外科学会のそれぞれで各1回以上、脊椎内視鏡に関する発表(口演、ポスターを問わない)の一覧表。(この項目は 2020年度申請者以降に適応されます)
  • 術者が施行した無編集ビデオまたはDVD
    ※申請時に提出される手術記録ビデオ、DVDについては手術開始時に内視鏡を術者側に向け、術者の顔を撮影してから無編集で記録を開始されたものを原本とコピー2本の計3本を提出する。DVDはブルーレイで作成しないこと。DVD表面にレベルと術式を記入すること。各種の全内視鏡下脊椎手術手技を審査対象とするが、経皮髄核摘出術と同等の手技に関しては審査の対象としない。
  • 脊椎内視鏡手術技術認定制度ビデオ審査提出資料(PDF)
 

<更新申請>※5年毎

「更新申請時提出症例数」

  • 認定期間5年間の経皮的内視鏡手術原則30例以上とするが更新申請時必要症例数の改変があったこと及び昨今の状況よりアカデミックファクターを考慮の上認定委員会で審査する。

申請期間

  • 2024年1月31日(水)

申請書類送付宛先及びお問い合わせ

  • 〒106-0041
    東京都港区麻布台1-11-9
    BPRプレイス神谷町(株) コンベックス内
    一般社団法人日本脊髄外科学会
    一般社団法人日本脊髄外科学会脊椎内視鏡下手術技術認定委員会 委員長 西村泰彦
    Tel: 03-6432-0088
    Fax: 03-3505-3366
    E-mail:nsj@convex.co.jp

審査料および認定料

  • 審査料として30,000円を徴収しております。2024年1月31日までに下記口座へお振り込みください。
    銀 行 名: りそな銀行
    支 店 名: 麻布支店
    口座番号: (普通)1844246
    口 座 名: 一般社団法人日本脊髄外科学会 脊髄外科認定制度委員会
    ※お振込の際、振込依頼書のご依頼人の欄には必ず先生のご氏名をご記入ください。
     (ご所属等を記入される際は、お名前の後にご記入ください。)
    振込完了後、振込依頼書のコピーを応募書類と一緒にお送りください。

    合格者については、認定料30,000円(更新の場合は20,000円)を徴収しております。お振り込みの確認後、認定証を送付させていただきます。

認定リスト

2016年

任期:2021年7月1日~2026年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-15 水野 順一
SE-002-15 西村 泰彦
SE-003-15 尾原 裕康
SE-004-15 内門 久明
SE-005-15 北濵 義博
2017年

任期:2022年7月1日~2027年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-16 古閑 比佐志
SE-002-16 佐々木 学
SE-003-16 芝本 和則
SE-004-16 妹尾 誠
SE-005-16 中島 良夫
SE-006-16 南 学
2018年

任期:2023年7月1日~2028年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-17 梅垣 昌士
SE-002-17 服部 剛典
SE-003-17 松岡 秀典
SE-004-17 横須賀 純一
2019年

任期:2024年7月1日〜2029年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-18 竹内 幹伸
SE-002-18 中島 康博
2020年

任期:2020年7月1日~2025年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-19 陰山 博人
2021年

任期:2021年7月1日~2026年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-20 秋山雅彦
SE-002-20 井上 辰志
SE-003-20 菊地菜穂子
SE-004-20 新 靖史
SE-005-20 岩瀬 正顕
2022年

任期:2022年7月1日~2027年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-21 五百蔵 義彦
SE-002-21 竹林 研人
SE-003-21 二宮 貢士
SE-004-21 吉村 政樹
2023年

任期:2023年7月1日~2028年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-22 遠藤 拓朗
2024年

任期:2024年7月1日~2029年6月30日

認定番号 氏名
SE-001-23 柚木 正敏
SE-002-23 安田 宗義
SE-003-23 前川 達哉
SE-004-23 川村 大地
SE-005-23 前嶋 竜八
SE-006-23 木村 孝興
SE-007-23 遠藤 俊毅
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