一般社団法人日本脊髄外科学会

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せぼね(脊椎)は、頭から骨盤までの24個の骨(椎体骨)から出来ていて、頭側から、①頚椎(けいつい)、②胸椎(きょうつい)、③腰椎(ようつい)と名付けられています。

せぼね(脊椎)を形成している24個の椎体骨の間には、椎間板というクッションがあり、これらが身体の大黒柱としての役割を担っています。また、脊椎の中にはトンネルがあり、その中にある神経(脊髄・馬尾)が、脳からの指令を手足へ伝える大事な役割も果たしています。

神経(脊髄・馬尾)が傷むと、手足のシビレ痛みや、麻痺などの症状が出てしまいます。この原因には、神経自体が痛むことや、せぼね(脊椎)や椎間板の加齢などに伴う変形によってトンネルが狭くなってしまうことで神経が傷むことがあります。

せぼね(脊椎)の病気に対する治療の基本は「保存治療」です。これは、背骨の中の神経は背骨の動きに伴って傷みやすいため、動きを抑え、安静にすることになります。また、負担のかかった周辺の筋肉に対して、必要に応じてストレッチや運動療法を行います。症状が強い場合には、症状の原因に沿った薬を飲むこともあります。せぼね(脊椎)骨の病気では、保存治療が基本ですが、痛みやシビレが強い場合や、麻痺があるような場合には、手術が検討されます。なお、一部の病気では、症状に関わらず手術が検討される場合もあります。また、せぼね(脊椎)から出たあとの神経(末梢(まっしょう)神経)が傷むことによっても、手足のしびれや痛み、麻痺などの症状がでることがあり注意が必要です

以下に、いくつかの代表的な病気の説明を記しました。不明な点があれば、日本脊髄外科学会の指導医・認定医が在籍する病院で御相談ください。

【総合担当】
・日本医科大学千葉北総病院 脳神経外科 金景成
・大阪大学 脳神経外科 佐々木学
・聖隷浜松病院 脊椎脊髄外科 渡邊水樹

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