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脊椎脊髄外科専門医委員会
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8.腓骨(ひこつ)神経障害

腓骨神経障害とは?

膝のすぐ下の外側には、<腓骨骨頭>という小さな骨のでっぱりがあります。腓骨神経は、このでっぱりを外側から下側へまわりこむように走ります。この神経はこの部分で傷みやすく、腓骨神経障害を起こすことがあります。
足を組んだり、きついストッキングをはくと、この部分で神経がつぶされ、神経が傷むことがあります。また、このような原因なしに日常生活動作で傷んでしまうこともあります。

<超入門。手術で治すしびれと痛み。井須豊彦、金景成 編著 メディカ出版>の図を一部改変

症状は?

すねの外側から足の甲にかけてしびれや痛みが起こりますが、歩くとしびれが強くなり、歩けなくなることもあります。症状が強いと、足首が上にあがりづらくなり、スリッパがぬげやすかったり、つまづきやすかったりすることもあります。MRIやレントゲンなどの検査ではみつけることができず、神経に電気をながす検査をして診断しますが、この検査でさえ、異常を検知でないこともあります。

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治療

足を組んでいた、ストッキングをはいていた、など原因がはっきりしている場合は、原因を除去し、ビタミン剤などを服用して経過をみます。症状が強い場合には、手術を行うこともありますが、手術は局所麻酔で、4cm程の傷ですみ、40分程で終わります。

<超入門。手術で治すしびれと痛み。井須豊彦、金景成 編著 メディカ出版>の図を一部改変

ポイント

腓骨骨頭周辺で腓骨神経がつぶされているところを押したり叩くことで、しびれが起こることがあります。

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